シングルマザーでも、自分と向き合って動き出したら、人生は割と楽しくなる。

最初に、正直な気持ちを書きます。

私は、子供たちが一番かわいかった時期の記憶が、ほとんどありません。

シングルマザーとして「子供のために」と必死に働いていました。それなのに、気づけば一番手がかかって、一番愛おしい時期を、仕事に費やしていたんです。

この記事は、そんな私が自分と向き合い、人生の歩く方向を変えて、「割と楽しい人生」にたどり着くまでの話です。今まさに余裕のない毎日を送っているお母さんに、読んでもらえたら嬉しいです。

子供のためと思って働いて、気づけば記憶がなかった

子供を守らなきゃ。生活を支えなきゃ。その一心で、毎日仕事をしていました。

間違っていたとは思いません。あの頃の私は、あれが精一杯でした。

でも今、振り返ると、一番かわいい時期の思い出がすっぽり抜けているんです。何を話したか、どんな顔で笑っていたか、思い出せないことがたくさんあります。

きっと、とても寂しい思いをさせたと思います。

もし戻れるなら、仕事を少しセーブして、子供としっかり向き合いたい。一緒に成長していきたかった。これは、今でも私の中にある一番の後悔です。

自分のやりたいことは、いつも一番後回しだった

子供のことだけではありません。自分のやりたいことは、いつも一番後回しでした。

目の前のことに必死で、「自分の人生をどうしたいか」を考える余裕なんて、全くありませんでした。

「私は何がしたいんだろう」と考えたことすらなかったと思います。やらなきゃいけないことが、毎日山のようにあったからです。

これは、余裕のない毎日を過ごしているお母さんなら、多かれ少なかれ感じていることではないでしょうか。自分のことを考えられないのは、あなたが悪いからではありません。それだけ、毎日を頑張っているということです。

両学長との出会いが、自分と向き合うきっかけになった

そんな私が変わるきっかけになったのは、両学長との出会いでした。

お金の勉強を通して、考え方に触れるうちに、こんな問いが浮かんできたんです。

「限りある命や時間を使って、自分は何がしたいんだろう?」

この問いが自分の中に浮かんだこと自体、私にとっては奇跡でした。ずっと目の前のことで精一杯だった私が、初めて自分の人生について考えたからです。

もちろん、お金は必要です。でも、お金のためだけに生きたいわけじゃない。やっぱり、自分の人生なんです。

そして、こう思いました。「生涯を終える日に、後悔のないように生きたい」と。

この気持ちが湧いたとき、「ああ、私は私を取り戻したんだな」と感じました。

方向を変えたら、毎日が変わっていった

自分の人生を考えて、歩く方向を変えた。やったことは、たったそれだけです。

でもそこから、少しずつ毎日が変わっていきました。今の私の「楽しい」は、こんな時間です。

・子供たちと一緒に旅行をする時間
・気の合う仲間と一緒に過ごす時間
・母と着物について語り合う時間

どれも、特別なことではありません。でも、全部、あの時に人生を考えて、歩む方向を変えたことから始まっています。

あの日、考えることをやめていたら、今のこの時間はなかったと思います。

母と着物について語る時間が、いちばん私らしい

今の「楽しい」の中でも、特に好きなのが、母と着物について語る時間です。

それは、お客様との会話の中で自然に始まることもあれば、着物の整理をしながら、ふと始まることもあります。

家業の貸衣裳屋を手伝うようになって、着物はすっかり私の日常になりました。お客様と話していると、着物ひとつひとつに、それぞれの思いや物語があることに気づかされます。そこに、長く着物と関わってきた母の知識や経験が重なると、会話はどんどん深まっていきます。

着物の整理をしている時間も、私は好きです。一枚一枚を手に取りながら、母と話す。ただ作業をしているだけなのに、気づけば「楽しいな」と感じている自分がいます。

なかでも、いちばん心に残っているのは、母が経験してきたことを聞く時間です。

着物を前にすると、母の口から、私の知らなかった話が次々と出てきます。長い年月をかけて積み重ねてきた経験は、本やインターネットでは決して出会えないものばかりです。

子供の頃は、母の話をこんなふうにゆっくり聞くことなんてありませんでした。必死に働いていた頃も、そんな余裕はありませんでした。今、自分の人生と向き合えるようになったからこそ、母の経験のひとつひとつが、とても貴重なものに思えてきます。

母の経験を聞くことは、私にとって、過去を知る時間であり、これからの自分の人生を考えるヒントをもらう時間でもあります。母がどんな時間を生きてきたかを知ることで、自分がこれからどう生きたいかも、少しずつ見えてくるからです。

限りある時間の中で、母と一緒に過ごせる時間もまた、限りがあります。だからこそ、この時間を大切にしたいと、心から思うようになりました。

会社員の頃の私は、仕事の中に「楽しい」を探す余裕がありませんでした。ただ必死にこなすだけの毎日でした。それが今は、仕事の時間そのものが、母や、お客様や、着物とつながる時間になっています。

お金のために働く時間と、自分の人生を楽しむ時間が、同じ場所にある。それは、会社員の頃には想像もできなかったことです。

そして、この時間があるのも、あの時に自分の人生と向き合い、歩く方向を変えたからだと思っています。もし考えることをやめていたら、母とこうして着物について語り合うことも、きっと今のような形ではなかったはずです。

家族と過ごす時間を、仕事や暮らしの中に自然に持てていること。それが、今の私にとっての大きな幸せのひとつです。

「楽しそうだね」が、私にとって一番の褒め言葉

最近、周りの人から「ほんとに楽しそうだよね」と言ってもらえることが増えました。

私にとっては、これが一番の褒め言葉です。

自分が楽しく生きている実感はあります。でも、周りの人にもそう見えているのなら、本当に自分の人生を歩けているんだと思えて、嬉しくなります。

お金や肩書きで評価されるより、「楽しそう」と言われる方が、私はずっと嬉しいです。

もうすぐ50歳。年齢は言い訳にしない

私はもうすぐ50歳になります。

でも、年齢を言い訳にするつもりはありません。楽しむ権利は、何歳でも、誰にでもあります。その権利を存分に活かして、これからの人生も楽しんでいくつもりです。

子供と過ごした時間を、全部取り戻すことはできません。それでも、今からできることはたくさんあります。子供たちと旅行に行ったり、笑って話したり、自分が楽しそうに生きている姿を見せたり。

それも、立派な子育てだと思っています。

今まさに必死なお母さんへ

この記事を読んでくれている方の中には、昔の私と同じように、毎日を必死に走っているお母さんもいると思います。

だから、これだけは伝えさせてください。

余裕がないのは、あなたのせいではありません。

子供のため、生活のため、とにかく目の前のことをこなすので精一杯。自分のことなんて考えられない。それは、あなたが一生懸命に生きている証拠です。私もそうでした。自分を責める必要はまったくありません。

ただ、ひとつだけ。私が後悔していることを、先に知っておいてほしいんです。

子供が一番かわいい時期は、本当に短くて、あっという間に過ぎてしまいます。私は、その時間の記憶がほとんどありません。だからこそ、仕事も、お金も、全部が大事だけれど、ほんの少しだけ立ち止まる時間を持ってほしいと思います。

たとえば、寝る前の5分でもいいんです。「今日、子供はどんな顔をしていたかな」「私は今、何がしたいんだろう」と、静かに思い返してみる。それだけで、毎日の見え方は少しずつ変わっていきます。

私はそれを、両学長の考え方に触れて、ようやく始められました。遅かったかもしれません。それでも、気づいた日から変われたことは、本当によかったと思っています。

全部を一度に変えなくて大丈夫です。仕事を辞める必要も、大きな決断をする必要もありません。小さな問いを、自分に向けることから始めるだけで十分です。

そして、自分が少しずつ楽しそうに生きていく姿は、必ず子供にも伝わります。「お母さんは、人生を楽しんでいいんだ」と思える姿を見せることは、どんな言葉よりも、子供への大きなプレゼントになると、私は信じています。

あなたにも、楽しむ権利があります。どうか、自分を後回しにしすぎないでくださいね。

まとめ

・必死で働いていた頃は、自分のやりたいことを考える余裕が全くなかった
・子供が一番かわいい時期の記憶がないことは、今でも一番の後悔
・両学長との出会いで「限りある時間で何がしたいか」と考えられたことが、私を取り戻す瞬間だった
・母の経験を聞く時間は、過去を知り、これからの生き方を考えるヒントをもらえる大切な時間
・人生を考えて歩く方向を変えたら、子供との旅行、仲間との時間、母との着物の時間など、楽しい毎日が増えた
・「楽しそう」と言われることが、私の一番の褒め言葉
・楽しむ権利に年齢は関係ない。シングルマザーでも、自分と向き合って動き出せば、人生は割と楽しくなる

もし今、余裕がなくて自分のことを考えられないと感じているなら、まずは一日5分だけ、「私は何がしたいんだろう」と考えてみてください。それが、歩く方向を変える最初の一歩になるかもしれません。

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この記事を書いた人

青天ブログ管理人

シングルマザーとして3人の子供を育てながら、もうすぐ五十路。元会社員、現フリーランス。コロナで養育費が止まったことをきっかけにお金と向き合い、保険・固定費の見直しと投資で家計を大改善。「知っているか知らないかで人生は変わる」をモットーに、お金・投資・AIについて発信しています。

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