「起業」という選択肢は、誰にでも開かれている
私は毎日、起業のことを考えています。
会社員を辞めて、今は家業の貸衣裳屋を手伝いながら、副業もしています。傍から見たら「もう十分やってるじゃない」と思われるかもしれません。でも心の中には、いつも小さな夢があります。
「いつか、自分のビジネスを持ちたい」
会社員を辞めたとき、私は「組織に属さない生き方」を選びました。貸衣裳屋を手伝うようになって、経営というものを間近で見るようになり、「これは特別な才能を持った人だけがやることじゃないんだ」と気づきました。仕入れて、値段をつけて、お客さんに届けて、また次の準備をする。地道な作業の積み重ねです。
そして副業を始めてから、その気持ちはさらに強くなりました。自分の名前で、自分の判断で、小さくてもいいから何かを動かしていく感覚。これが心地よくて、「いつかは自分のビジネスを」という夢が、だんだん現実的な選択肢に変わってきました。
とはいえ、「起業」と聞くと身構えてしまう人も多いと思います。私自身、最初は「開業届って何?」「会社を作るってどれくらいお金がかかるの?」と、右も左も分からない状態でした。
でも調べてみると、起業のハードルは思っているより低いことが分かります。個人事業主として開業届を出すだけなら、費用はほとんどかかりません。まずは副業からスタートして、軌道に乗ってきたら開業届を出す、必要になったら会社を設立する——そんな段階的な進み方ができるのです。
開業届と会社設立、どう違うの?
ここで少し整理してみます。
開業届(個人事業主)のメリット
・費用がほぼゼロ。書類を1枚出すだけで始められます
・手続きがシンプルで、自分ひとりでも数十分で完了します
・赤字のときの負担が少なく、まずは小さく試したい人に向いています
開業届(個人事業主)のデメリット
・事業が大きくなると、法人に比べて税率面で不利になることがあります
・社会的な信用度が法人より低く見られる場面があります(取引先や融資の場面など)
・万が一事業がうまくいかず借金を抱えた場合、個人の責任(無限責任)になります
会社設立(法人)のメリット
・一定以上の利益が出ると、法人税の方が個人の所得税より税負担を抑えられることがあります
・「株式会社」という肩書きがつくことで、取引先や金融機関からの信用が上がりやすくなります
・有限責任のため、万が一のときに個人の資産まで及ぶリスクを抑えられます
会社設立(法人)のデメリット
・設立費用がかかります(登記費用など、数万円〜20万円程度)
・赤字でも払わなければならない税金(法人住民税の均等割)があります
・会計や税務の手続きが複雑になり、専門家(税理士など)の力を借りることも増えます
つまり、「まず小さく始めたいなら開業届」「事業が軌道に乗って規模を大きくしたいなら会社設立」というのが、大まかな考え方です。どちらが正解ということはなく、自分の今のステージに合わせて選べばいいのだと知ってから、私はずいぶん気持ちが軽くなりました。
最近知ったのですが、こうした手続きをサポートしてくれるサービスもあります。弥生の「起業・開業ナビ」は、案内に沿って入力するだけで、開業届や会社設立に必要な書類を無料で作成できるサービスです。難しい専門知識がなくても、迷わず手続きを進められるのは心強いなと感じました。
私が伝えたいのは、「今すぐ起業しよう」ということではありません。「起業」という選択肢を、自分の人生の引き出しの一つとして持っておくことの大切さです。
会社員として働き続けることも、副業を続けることも、もちろん立派な選択です。でも「いつか自分のビジネスを持ちたい」という気持ちがあるなら、それを諦める必要はありません。誰でも、今日からその一歩を踏み出せます。
私自身、まだ道の途中です。貸衣裳屋を手伝いながら、副業を育てながら、少しずつ「自分のビジネス」の形を探しています。焦らず、でも確実に、その夢に近づいていきたいと思っています。
もしあなたも「いつか起業したい」という気持ちを持っているなら、それは決して特別なことでも、無謀なことでもありません。まずは情報を集めることから、小さく始めてみませんか。
私も、これからの挑戦をこのブログで綴っていきます。一緒に、自分だけの道を見つけていきましょう。
まとめ
・「いつか自分のビジネスを持ちたい」という夢は、特別な人だけのものではない
・起業のハードルは思っているより低く、開業届は費用もほぼかからず段階的に進められる
・開業届(個人事業主)は始めやすい反面、信用面や責任面で法人に劣る部分がある
・会社設立(法人)は信用や税制面のメリットがある一方、費用や手続きの負担が増える
・自分の今のステージに合わせて選べばいい。起業は誰にでも開かれた選択肢の一つ
この記事を書いた人
青天ブログ管理人
シングルマザーとして3人の子供を育てながら、もうすぐ五十路。元会社員、現フリーランス。コロナで養育費が止まったことをきっかけにお金と向き合い、保険・固定費の見直しと投資で家計を大改善。「知っているか知らないかで人生は変わる」をモットーに、お金・投資・AIについて発信しています。
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